筑波大学馬術部研修会（5日目）

日時：2019年2月28日（木）
場所：筑波大学　馬術部馬場（午前・午後）
参加者：馬術部員5名、松尾（研究員）

　JRA馬事公苑より工藤講師、大河内講師にお越し頂き2日間に亘って行われている「馬の調教の基本 〜マインドとバランスの再確認〜」をテーマとした講習は、前日に学んだ知識の整理から始まり、部員たちが実際にトライしながらご指導を頂きました。午前中は、前日から引き続き「洗い場でのコマンドの理解」、「グラウンドワークSTEP1,2,3」、「項(うなじ)への働きかけ」、「ビニール袋を用いた馴化から鈍化」を実施し、午後からは騎乗した状態での馬との信頼関係の築き方について、「騎乗者における基本姿勢の確立」、「騎乗者の正しい扶助操作」、「リズム・柔軟性（緊張の緩和）」、「コンタクト」を課題として設定し、部員たちの疑問に対してもご丁寧にお答え頂きながら実技研修が展開されました。この2日間を通して、工藤講師と大河内講師の卓越した調教技術に部員たちは驚くばかりでした。ここで学んだことを馬術部の活動に活かしていけるように、きちんと部内で共有して馬との親和性を高めていきたいと思います。